診療内容

Medical

その他 眼の疾患

斜視

「目の位置が内側や外にむいている」、「頭を傾けたり、顎をあげてものをみている」、「片目つぶりをしている」などの症状に気が付けば、はやめに眼科を受診してください。斜視は、外見的に目の位置がずれて両眼の視線が正しく目標に合致していない状態です。
視力検査、屈折検査、眼位(斜視の角度を測定)、両眼視機能(立体視)の検査をします。


弱視

子供の視力は0歳児では0.1くらいですが、3歳ごろに大人と同じくらいの視力に達するとされます。この視力の成長期に網膜にしっかりピントがあわないと眼鏡をかけてもよくみえない状態となり、これを「弱視」といいます。早期発見、早期治療で治療可能なことがほとんどです。お子さんの目は調節力が強いため、調節麻痺点眼を用いて屈折検査を行い、眼鏡装用やアイパッチにて弱視治療を行います。


麦粒腫・霰粒腫(ものもらい)

まぶたにある脂の分泌腺や汗の分泌腺に細菌がはいりこんだり、
分泌物が外に排出できずにたまったりすることが原因で瞼が赤くはれたりしこりができたりします。

症状におうじて点眼薬や眼軟膏による治療や、膿をだすために切開排膿を行ったりします。


翼状片

白目(結膜)の組織が、黒目(角膜)の中央にむかって侵入する病期で鼻側に多く発症します。
紫外線や外界からの刺激(ほこりや冷気)などが原因とされます。
進行すると瞳の中央まで翼状片がのび、乱視や視力低下を引き起こします。
手術加療が必要となりますが、若い人や充血が強い方は術後の再発に注意が必要です。